先日、健康診断で腹部エコーを行いました。
その際に、技師さんがやけに右側のおなかのエコーの写真をたくさん撮っており何かあるなと思っていましたが、
診察にて、「肝臓に小さいですが、血管腫があります。」と医師に言われ衝撃だったので記事に残します。
重篤な既往歴もないので、やはり動揺し、調べたりもしました。
肝臓にできた血管腫
腹部エコーを行った際に見つかった肝血管腫ですが、まずこれは何か。良性なのか悪性なのか。すぐに精密検査や、治療が必要なのか。
肝臓ですし、エコーの画像では影みたいなものが見えますので、緊張は走ります。
しかし一般的には、肝臓の血管腫は、良性腫瘍です。🥲❤️
肝がんに移行するリスクは極めて少なく、男性より女性が罹患する確率が多いようです。
発達した血管が集まり腫瘍として肝臓の中にできてしまった状態です。
現在2cmくらいのものがあるようです。
症状
肝臓の血管腫の症状については、
無症状です。
腹部エコー検査で初めて分かるくらいですから、まったく症状はなかったですし、今もないです。
その大きさや位置などで、腹痛、腹部膨満感、疲れ(倦怠感)など肝臓特有の症状が出るかもしれません。
原因はなんなのか
肝臓に血管腫がありますと言われたら、やはり原因を知りたいです。
肝臓は、飲酒や喫煙、暴飲暴食で影響を受けやすい臓器です。🍺🚬🍚
しかし、私は全くお酒は飲みません。煙草もすいません。体系も肥満ではなく細身に近い普通体系です😭🤔。
調べた中で自分に当てはまりそうなのは1つだけありました。
女性ホルモン
女性に対しピル外来など最近は多いですが、私もかつて女性ホルモン治療を行っていました。
それもいろいろと問題があり、しばらく前に終了していました。
最近は数か月に数回ホルモン剤を使うかどうかくらいだったので、これが直接的な原因かはまだ確定していません。
しかし、それ以外に該当がないのです。
(※1か月前には生理の際に不調な症状がありましたのでそちらは別途記事にしようと思います。)
あまり論文に挙がっていないトピックのようですが、事実、女性ホルモンのエストロゲンは血液を運ぶ血管形成に影響を与えるものと考えられています。(多すぎと血栓リスクがある等)
なので自然と今回の血管腫についても女性ホルモンが要因とは考えられます。
治療と予後<
腫瘍と言われると、やはり「不治の病」、「死」を想像してしまいます。
予後については、良好だといえます。
というのも肝臓の血管腫は良性腫瘍であり、そこからがん化するリスクは少ないからです。
個人的には「血液」が絡んでいるので、万が一のことは計画しておこうかくらいは考えますが、直接的に寿命にはかかわらなさそうです。
治療については、経過観察 になることがほとんどです。
がん化していない血管の塊に向けてレーザー治療をする医師も少ないと思いますので、定期的に腹部エコーで大きくなっていないか変化をチェックするのができることと思われます。
私みたいに心配な方は別途、CTや腫瘍マーカーの血液検査を行うとよいと思います。
また、女性ホルモン治療を長年続けている方は、別の意味でも量を調整した方が良い気は個人的に感じます。
まとめ
肝臓の血管腫は良性腫瘍ですので、あまり不安がらず、健康な生活を心がけていきたいと思います。
あくまで個人の体験、意見になりますので、すべての肝臓の血管腫をお持ちの方に該当するとは限りません。
心配な方は専門医に見てもらったり、健康診断などで定期的にチェックするとよいと思います。
元気に大切な人生を生きましょう!